笑う怪獣―ミステリ劇場
私は西澤保彦さんの推理小説が大好きなのですが、この本の内容はあまりにもひどいと思います。何か「汚い」「気持ち悪い」という印象を受けました。西澤作品が好きなだけにとても残念です。エロイ内容で無理矢理読......
笑い犬
西村健の書く作品が大好きだ。だいぶ漫画的な要素はあるけれども。この作品も期待して読んだ。ある銀行員が必死に忠誠を守って、刑務所に行く話だ。はっきり言っておこう。小説としては完全な失敗作だ。まず、主人......
私が捜した少年
主人公の名は渋柿。職業は探偵で、自宅をオフィスにしている。独身で妻子はいない。顔を洗っていると、ダイニングルームから、女の声がした。彼女とは昔、同じベッドに寝ていたことがあり、いまだになれなれしさが......
烈火の月―THE MOON IN A FURY
くすっと笑える場面なども挟みつつ軽快な感じでストーリーが進み、ハードな内容のわりには読みやすいです。ただ主人公・我妻と娘の関係が最後まで改善されないのが残念でした。小説なんだからたとえ楽観的であって......
流転
読み応えある作品だと思います 色々な名前の登場人物が出てくるので、途中混乱してきますが、謎の答えを徐々に出されていくタイミングは絶妙で惹きつけられます 犯罪を犯してしまった者の隠したい・曝してしま......
隣人
永井するみらしい短編小説です。永井するみは心理状況を描くのがとてもうまい。読んでいて疲れないし、ちょっとしたミステリーの短編を読みたい人におすすめです一見普通の人の、怖い話。嫌みなく、気楽に読める短......
両性具有迷宮
西澤保彦は、込み入った設定を最終的にはきれいにまとめあげという技巧に優れた作家で、事実、そのような作品が多いが、本作品を二作目とする「森奈津子シリーズ」は毛色が違う。実在の作家たる森奈津子のキャラク......
猟死の果て
1998年に立風書房から出た単行本の文庫化。
超能力などは出てこない、普通の作品。それでもネジの外れてしまったような人たちはたくさん登場してくるので、西澤ワールドは存分に楽しめる。
入り組だ......
量刑
他の本は、感情的になっている面があるが、この本は法学的なものの見方がきちんと書かれており、とてもためになった。 広告をみて、ものすごーく期待して読んだのです。日本の法廷小説、犯罪小説に新たな地平線を......
リミット
誘拐事件の話はいくつか読んだが、刑事の子供を誘拐して身代金を運ばせたり、犯人に警察の情報を教える内通者がいたりと今までにない展開に手に汗握った。対処は冷静だった犯人たちも息子を取り戻そうと死ぬ気で戦......
リドル・ロマンス迷宮浪漫
何でも願いを叶えるというハーレクインだが、相談者と話をしながら相談者が一番叶えてほしいと想っている願いを探し当てていく過程がおもしろかった。一番おもしろかったのが姉のことを慕う妹が、姉の情緒不安定の......
名探偵の饗宴
建築探偵に、パンク探偵に、ロシア人(?)探偵などなど、個性的な探偵ばかりが集まった楽しい1冊です(1名、やたらと悩んでいる探偵がいますが・・・)。に「ウシュクダラのエンジェル」は私のお気に入り。篠田......
不条理な殺人
1996-98年に『小説non』に掲載された短編ミステリ10篇を集めたもの。執筆しているのは有栖川有栖、恩田陸、加納朋子、倉知淳、近藤史恵、柴田よしき、西澤保彦、法月綸太郎、若竹七海。
出来映え......
二の悲劇 (ノン・ポシェット)
法月綸太郎シリーズ。『君』という第二人称の語法と『嘘』と女性心理をユーミンの卒業写真に乗せて見事なプロットで描いて行くのはさすがである。中心にあるのは『日記』なのだが、それを巡る人間模様の描き方が実......
大密室
◆「神は密室」(千街晶之)
「これまで読んできた密室トリックとは違って……まるで世界が、
世界を守るためによってたかって一人の人間を抹消するかのようなもの」
......
不透明な殺人―ミステリー・アンソロジー (ノン・ポシェット)
『不条理な殺人』(1998年)につづく祥伝社文庫のミステリ・アンソロジーの第2弾。
執筆しいるのは、有栖川有栖・鯨統一郎・姉小路祐・吉田直樹・若竹七海・法月綸太郎・永井するみ・柄刀一・近藤史恵・......
ミステリを書く! (小学館文庫)
現代ミステリの最前線で活躍する作家達へのインタビュー集。各作家がどのような経緯を辿ってミステリ作家になったのか、がよくわかる良質のインタビュー集です。ミステリを書く気のない人でも充分楽しめます。...
パズル崩壊WHODUNIT SURVIVAL 1992‐95 (集英社文庫)
玉石混交かな(;^ω^A
最初の二話は「さっすが法月綸太郎!!」って感じなんだけど、そのあと数話は「え?( ̄Д ̄;) 」ってものや、
斜め読みしてしまったものまで色々でした(笑)
でも、短編にも......
頼子のために (講談社文庫)
法月氏の長編の中でも『生首に聞いてみろ』が出版されるまでは
代表作とされてきた作品が本書だ。
だが個人的な感想としては、
読み物として面白くない事はないが、法月氏の持ち味があまり
生かされてい......
雪密室 (講談社文庫)
法月氏がミステリの定番、雪の上の足跡に挑んだ作品。
実にオーソドックスなテーマだが会話のやりとりの
軽妙さもあいまってなかなかの良作となっている。
トリックも目新しいものではないがしっかりとツボ......
密閉教室 (講談社文庫)
▼あらすじ
早朝の教室に少年の死体が横たわっている。
しかも、教室に在るべきはずの机と椅子が、ひとつ残らず消えていた。
そして、そこにはなぜかコピーされた遺書が残されていて……。
......
法月綸太郎の冒険 (講談社文庫)
法月の短編集は本当に粒揃いだ。今作も推理小説好き以外には全くアピールしないだろうが、本格ミステリ好きには絶対にオススメできる作品集。色々な作家が短編集を出しているが本格ミステリ作家の短編集の中では法......
法月綸太郎の新冒険 (講談社文庫)
1999年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
法月綸太郎ものの短編が5編、収められている。『パズル崩壊』の葛城警部も出てくるが、まさか、こんなことになるとは
いずれの作品も完成度が高い。......
誰彼(たそがれ) (講談社文庫)
法月氏が双子をネタにグッリグリにこねくり回した長編がこれ。
双子の入れ代わりをもとに
あいつが誰とかこいつが実は誰とか
実は死んでたとか生きてたとか何たらかんたら・・・・・
はあ。
はっきり......
頼子のために (講談社ノベルス)
寡作な作家の三作目ながら、未だにこれが一番の出来ではないかと思う。これまでの3作よりもずっと小説として面白い。推理「小説」ではなく「推理」小説を、という言葉はよく聞くし、推理こそを書きたいという志向......
密閉教室 (講談社ノベルス)
教室にあった48の机と椅子がすべて消え、代わりに
コピーされた遺書と男子高校生の死体が残されていた。
しかも、窓は施錠され、ドアは内側から、
ガムテープが貼られているという密室状態だった……。
......
密室は眠れないパズル
おもしろかったが、それほど悩むこともなく「そりゃあ、当然この人が犯人でしょう」とわかってしまったことが不満。殺人の動機も、現実にはもっとたわいないことで事件になりうるのだろうが、これはフィクション......
最後から二番めの真実
の本は初めて読んだ。メフィスト賞だというだけで読んだ。 まぁ、つまらなくもないが、別段面白くもない。 暇つぶしには持ってこいかもしれないが、別に心に残ることはあまりない。 激賞ものだ。『真っ黒な夜......
人魚とミノタウロス
氷川透の講談社ノヴェルス第三段である。前二作と同様、推理小説家志望の「氷川透」が登場する、本格推理小説だ。最近の新本格ならぬ変本格ミステリィとは一味違う、ロジックの限りを尽くした作品である。病院の面......
真っ暗な夜明け
主人公・氷川透は大学時代のバンド仲間と久しぶりに会って飲む。その帰り、終電間際の深夜の駅で殺人が!なんと、トイレで仲間の一人がしたいで見つかったのだ!事件当時、地下鉄の駅は彼らだけの貸し切り状態で......
追いし者 追われし者
途中で伏線の張り方に気付く。わりかし叙述トリックの定番ぽい。が、結構読めるし嫌いではない展開。バレても良いのだ、もうちょっと主人公が追い詰められてドツボにはまるような展開だったならば・・・。若き著者......
鷲沢玲子と服部まゆみのシンプルキルト (婦人生活家庭シリーズ)
キルト歴10年以上です。最近ヴィクトリアンや装飾の多いキルトが注目されていますがこの本を見て、改めてシンプルなキルトの美しさと長く愛用できて飽きが来ない事を実感しました。どれも六角形や四角、三角など......
ハムレット狂詩曲
レビューが期待を裏切りませんでした(笑)確かに、小気味良く価値観を反転させられましたね〜文体も女性らしくやわらかい感じで、ふわふわした夢心地の中楽しませて頂きました。...
シメール
新進芸術家でありながら、自分の生み出す「美」に絶望している片桐。彼が現世に見出した究極の美、それは1人の少年・翔だった・・・。
服部まゆみさんの作品は「この闇と光」が一番好きですが、完成度の高さと......
ハムレット狂詩曲 (光文社文庫)
「この闇と光」「一八八八切り裂きジャック」に続いて手に取った三作目です。どの著作も独自の世界で物語が展開しますが、本作が一番気に入りました。個人的にはタイトルに惹かれずに三冊目となったわけですが、世......
金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲
こういったアンソロジーには、あたりはずれがあるものだと思ってました。しかし、ひどいはずれはありませんでしたが、あたりと思えるものもありませんでした。ただ、これはあくまで私の感想です。力を抜いていると......
時のアラベスク (角川文庫)
正体の見えない脅迫者。殺人。怪奇な事件。
混迷していく事態と深まる謎は、やがてきれいに収斂され、意外な犯人と真相にたどりつく。練り上げられた構成は、推理小説として申し分ない。
なのに、どこか乗りき......
罪深き緑の夏 (角川文庫)
この小説には、私が考える「ミステリー」の全てが詰まっています。
まるで詩の一節のような美しいタイトルそのままのストーリーです。
「眠りの森の美女」を思わせる洋館に住む美しい兄妹、そしてこの妹の「百合......
黒猫遁走曲 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)
主人公の翠は定年退職したが、愛する飼い猫メロウはいなくなって探しても出てこない、初翻訳作品になるはずの本はやたらとレトリックにはしっていて頭が痛い、という状況です。そこに殺人を犯した隣人、ミステリア......
金田一耕助の新たな挑戦 (角川文庫)
1996年に角川ノベルスとして出たものの文庫化。
横溝正史賞作家を集め、金田一耕助のパスティーシュを競作させたもの。
亜木冬彦「笑う生首」、五十嵐均「生きていた死者」、服部まゆみ「金田一耕助帰......
一八八八切り裂きジャック (角川文庫)
1888年のロンドンが舞台。
日本から医学を学ぶためにドイツに留学した薫は
友人の鷹原に聞いた畸形の人エレファントマンの精神に興味を持ち、
ロンドンと勉学の場を移す。
そこでかの地で起きた切り裂きジ......
この闇と光
惜しい方を亡くした。奇しくも藤原伊織氏と同じ年に逝ってしまわれるとは。好きな作家を二人亡くした。
新聞の書評で面白そうだと思い、一気に読んだ。どの作品も同じ独特の雰囲気にあふれていて好きだが、中......
この闇と光 (角川文庫)
惜しい方を亡くした。奇しくも藤原伊織氏と同じ年に逝ってしまわれるとは。好きな作家を二人亡くした。
新聞の書評で面白そうだと思い、一気に読んだ。どの作品も同じ独特の雰囲気にあふれていて好きだが、中......
誘拐症候群
キャラクターが魅力的だ。仮の姿と真の姿と言うべきか、いずれも真の姿と言うべきか、固定観念を打ち破った、キャラクターである。作者のきめ細かい誠実な描写は、安心して読み進めることができる。周到な計画を立......
プリズム
プリズムというタイトル通りに本作を読み進めることができれば、
被害者の多面性を見事に描いた秀逸なミステリーだと感じます。
しかしながら単に推理小説の枠で読みきるとすれば、
やや消化不良にも感じるで......
誘拐症候群 (双葉文庫)
キャラクターが魅力的だ。仮の姿と真の姿と言うべきか、いずれも真の姿と言うべきか、固定観念を打ち破った、キャラクターである。作者のきめ細かい誠実な描写は、安心して読み進めることができる。周到な計画を立......
光と影の誘惑
「慟哭」が大変面白かったので、続けて数冊読んでいます。最後のトリックに頼る作品が多く、一冊読めば、そのからくりも展開も途中で読めてしまい、「またか」と思ってしまいます。文体は好きなので、真正面からテ......
転生
東野圭吾の「変身」と結構かぶる。
先が読みやすいのでミステリーとしてはいまいち。
ロビン・クックの小説みたいに医学的な方向に持っていけば面白くなったかもしれないが・・・ 正直、途中で大体話しが見えて......
天使の屍
貫井氏というのは、どうしてこうもいろいろな立場の理屈を知り抜いているのだろう。毎度ながら見事だと思う。親と子、どちらの立場で読むかで意見が分かれるだろうが、貫井氏と同じ年で子どものいない私は、ちょ......
大密室
◆「神は密室」(千街晶之)
「これまで読んできた密室トリックとは違って……まるで世界が、
世界を守るためによってたかって一人の人間を抹消するかのようなもの」
......
慟哭 (創元推理文庫)
平行するようみえる二つの物語が実は時間軸が異なっているとは最初の章あたりから分かってしまう。
このような手法は古くから映画などでも使われてきているからだ。(最近ではソウ4とか)
仕掛けが分かってし......
烙印 (創元クライム・クラブ)
この作品をベースにして書かれた作品、『迷宮遡行』を先に読んだので、ストーリーの大体の流れ自体は理解している状態でこの作品を手に取った。そこで、『迷宮遡行』との比較で書いてみる。両者の間での大きな違い......
迷宮遡行 (新潮文庫)
この物語はリストラされ、妻に逃げられた不幸な主人公が、暴力団にまつわる事件に巻き込まれていくところから始まります。
正直、暴力団に関する描写はまだ浅いと思います。暴力団とヤクザの違いもろくに分から......
修羅の終わり
三つの物語が最後にどう絡むのかが楽しみで、800ページにおよぶ長編を読み進みましたが、ラストで唖然としました。
一つはまったく他の二つと関係ありません。これが、叙述トリックだと言われればしょうがあ......
光と影の誘惑 (集英社文庫)
「慟哭」が大変面白かったので、続けて数冊読んでいます。最後のトリックに頼る作品が多く、一冊読めば、そのからくりも展開も途中で読めてしまい、「またか」と思ってしまいます。文体は好きなので、真正面からテ......
失踪症候群
貫井徳郎 の中では、必ずしも最高とは言えないが、それでも星5つ!なのは、主人公「原田」があまりにカッコイイからである。
平和な家庭をもつ登場人物達は、通常男にしろ女にしろ生活臭から抜け出せずにド......
失踪症候群 (双葉文庫)
貫井徳郎 の中で、必ずしも最高とは言えないが、それでも星5つ!なのは、主人公「原田」があまりにカッコイイからである。
平和な家庭をもつ登場人物達は、通常男にしろ女にしろ生活臭から抜け出せずにドン......
殺人症候群
<症候群>3部作の完結編は文量といい、多重視点で描かれるいくつもの場面といい、『修羅の終わり』に匹敵する力作です。シリーズものとしては、環の警察外部組織の運命も描かれ、山田正紀『女囮捜査官(5)』ほ......
慟哭 (黄金の13)
平行するようみえる二つの物語が実は時間軸が異なっているとは最初の章あたりから分かってしまう。
このような手法は古くから映画などでも使われてきているからだ。(最近ではソウ4とか)
仕掛けが分かってし......
修羅の終わり (講談社文庫)
三つの物語が最後にどう絡むのかが楽しみで、800ページにおよぶ長編を読み進みましたが、ラストで唖然としました。
一つはまったく他の二つと関係ありません。これが、叙述トリックだと言われればしょうがあ......
妖奇切断譜 (講談社ノベルス)
戊辰戦争の傷跡が残る維新明けの東京という非常におもしろい時代設定で、喜八郎や朱芳などの興味深い人物が登場し、彼らの生き方には大いに魅了され、時代背景と共に前半は多いに楽しめたか、後半肝心の犯人の描写......
崩れる―結婚にまつわる八つの風景
危うい綱渡りの人生。そんな感じが良く描けていたのでは。
新聞やネットを賑わす犯罪や事故など色んな危険と隣り合わせで生きていると改めて思った。どんなに近くで生活していても本当の内面までは判り合えない。......
パズラー 謎と論理のエンタテイメント
作者は、SF的設定の中である「縛り」を設け、その縛りの中で謎をロジカルに解くロジカル・ミステリの大家。その作者が「パズラー」と銘打って発表した本短編集に対し、私はアクロバティックな論理展開の連続を期......
嗤う闇 (新潮エンターテインメント倶楽部)
あの「凍える牙」のシリーズ。
短編。面白くはあるのだけど、やはり長編の「凍える牙」に比べると迫力に欠ける。
「その夜の二人」 主婦殺人未遂事件
「残りの春」 女性ばかりの家に対するストーカー事件
......
再生巨流
この作品はかなり現実味のあるエンターテイメントである。
もともと能力のある主人公が左遷のあとにいかにビジネスパーソンとしてのモチベーションを維持しながら会社へ貢献し、また自分のキャリアをも積んでいく......
ファウスト vol.5 (講談社MOOK)
野球選手に清原という人がいる。才能は素晴らしいが、年や怪我で思うような成績が出ない。だが、ここぞというところでは大活躍する。キャラも立っていて人気はとても高く、欠かせない人である。ファウストもこんな......
ファウスト Vol.3 2004.Summer (講談社MOOK)
西尾維新はいつも通り、か。 人間ノックはどうでしょう。ヒトシキ強すぎですね。 なすきのこ、ほか二名、誰だか知らないけど、書いている。ぶっちゃけどれも読むに耐えなかったのが……とりあえず西尾維新、奈......
検事霞夕子 風極の岬
霞夕子シリーズの第3弾。『札幌は遠すぎる』『マリモは語る』『風極の岬』『さい果ての花』の4作を収録しています。今作では夕子は北海道に転勤になっており、北海道の風景や季節感を紹介しながら作品が進みます......
愚行録
確かに後味が良くはないが、妙に納得してしまう内容ではあった。まず、慶応大学ってそういうところなのかという驚きと(一切縁がなかったもので)、善意に満ちた人が必ずしもいい人とは限らないというよくあるテ......
空白の殺意 (創元推理文庫)
過度の期待は禁物。正直、今回の叙述トリックは、程度の低いギャグを聞かされたような感じです。作者一番のお気に入りだそうですが、やはりどの世界でも、つくり手と客の評価のギャップはあるもんですね。ミステリ......
十津川警部「オキナワ」 (カッパノベルス)
ベストセラー作家にして、長者番付の常連の著者の作品がどのようなものか、初めて読んでみたが、酷い内容であった。いくら小説とはいえ、偶然性が極端だし、オキナワの問題にしてもそれほど深く取り入れられている......
駆けこみ交番
乃南アサさんの作品を読むのは「結婚詐欺師」より本当に久々でした。前作があるのも知らず、図書館で見つけてタイトルに惹かれて手にとってみました。
交番勤務の若い警察官・高木聖大と、近くに暮らす老婦......
男鹿・角館殺しのスパン (トクマ・ノベルズ)
推理小説なので詳細は伏せますが、お堅い公務員らしくない、人情派の十津川警部・亀井刑事。登場する人物は、それぞれ色が濃く特徴があり、当たり前な展開ではなく、退屈しない内容でした。 男鹿半島や、角館の......
移り香の秘密 塙保己一推理帖 (塙保己一推理帖)
「群書類従」の作者塙保己一の人生をベースに、「推理帖」と題されている様に、保己一が目が見えないことを利用して、アーム・チェアー・ディテクティブ仕立ての短編ミステリー集のシリーズ第二弾。
この本の魅......
俯いていたつもりはない
緋沙子の心の行き着く先は?凛子の事件はどうなるのか?そしてラウンドテイルの未来は?恋愛とミステリーをからめて両方楽しめる構成になっているが、どちらにも徹しきれず中途半端な感じがした。凛子の事件にも不......
イノチガケ 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)
この作品は、前作が未読でも差し支えの無い作品になっている。
空襲の東京の生々しい描写の中で、殺人事件が起こっていくのを
客観的な空襲状況の記録の後に、古林少年の視点の手記が続くという、
構成......
一週間のしごと (ミステリ・フロンティア)
読み終えてからこの表紙を眺めると、
「なんでこんなイラストなんだろう・・・?」
って、ちょっと不思議に思いました(笑)
片方は、忍なのか、克己なのか・・・?
恭平、菜加、克己の三人が、目の前の問題......
魔女
主人公がかつての恋人の焼死事件を調べていくうちに、彼女の知らなかった素顔がわかり、更には犯人を見つけ出していく物語。その犯人の動機や、焼死となった主人公の元彼女の過去、そして個性的な登場人物など、展......
夏の口紅
10年前に読んで、以来小説書きを目指すようになった作品。
樋口有介作品の特徴でもある、繊細な風景描写とテンポの良い会話が先へ先へと読み進ませる。
大学生である主人公が、理由あって顔も知らない別離の姉......
林檎の木の道 (中公文庫)
どこかけだるい主人公。いまならダリィーナァーなんて言ってるんだろうけどそれでもなんとか社会的な生活を送っている彼に当時ひどくあこがれたものです。...
刺青(タトゥー)白書
久々の柚木草介シリーズ。とはいえ、過去のキャラクターは、ほとんど出てきません。 アイドル、女子大生殺人事件に 同級生だった女子大生が巻き込まれていく。わりと淡々と進んでいくのですが、後味は、正直い......
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)
樋口有介の探偵・柚月草平シリーズ第二作。主人公の柚月草平は元警官。現在は雑誌のルポライターをしつつ、アルバイトで私立探偵業をしています。別れた奥さんとの間に加奈子という娘がひとりいて、月一で会えるこ......
誰もわたしを愛さない (講談社文庫)
このシリーズとして期待通りの作品で、ほろ苦さの残る小説。ただ、ミステリーとしてはトリックが平凡で読んでいる途中で犯人が分かってしまう。この小説はミステリーとしてよりも、主人公の心理描写の楽しみが大き......
木野塚探偵事務所だ (講談社文庫)
1995年に実業之日本社から出た単行本の文庫化。5つの短篇を収めている。
主人公は警視庁を退職して、念願の私立探偵を開業した。しかし、ずっと経理の仕事をしてきたため、現場での捜査の経験などは皆無......
木野塚佐平の挑戦
『木野塚探偵事務所だ』(講談社,1998年→東京創元社,2007年)。に続く第2作。
アフリカから帰国した桃世もちゃんと登場する。
前作ではペット探偵ぶりを発揮した木野塚氏だが、今回はうってか......
殺意の時間割―ミステリ・アンソロジー〈4〉
名手たちによる書き下ろしアリバイ・アンソロジー。ミステリアンソロジーシリーズ4作目。今回は赤川次郎、近藤史恵、鯨統一郎、西澤保彦、やみねかおるの5人が、5者5様の短編を掲してします。「時間ミステリ」......
怪盗道化師 (講談社青い鳥文庫)
悪口や運動神経の悪さなどなどを盗んでくれる、怪盗ピエロのやさしさに感動。盗むと言うとふつうは悪いことを想像するけれど、怪盗ピエロは笑顔を見るために、その人にとって不都合な物を盗んでくれる。愛犬ゴロの......
怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫)
ボリショイサーカスや,中国雑技団にも,大勢の特務機関員が入っていて,海外公演の際には,ものすごいスパイ行動や,政治工作をしているんでしょうね。
そうだったのか。怪盗クイーンシリーズは、あまり深く考え......
ぼくと未来屋の夏
「未来屋」と名乗る不思議な男の人との出会いとともにはじまる小学六年生の風太の夏休み。
それは、神隠しの森で犬が消えたり、首なし幽霊に出会ったりと、とびきりの夏休みでした。
子供のころにこんな夏休み......
少年名探偵 虹北恭助の冒険 (講談社ノベルス)
タイトルの通り、あっさりと読める小説です。活字慣れしていない方にはおすすめだと思います。逆に活字に肥えている方には物足りないかも知れませんが;;でも、息抜きとして読むには持って来いの作品だと思います......
徳利長屋の怪―名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 (講談社青い鳥文庫)
はやみねかおるが、学校の先生をしているときに、歴史を教えながら、疑問に感じたことを、推理小説の形で、やさしく表現しています。何なのかは、読んでみてください。
国とは何なのか、革命とは何なのか、子供に......
魔女の隠れ里―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社 青い鳥文庫)
前半と後半のコントラストはすばらしいと思います。
前半は心があたたまるような謎。ごく普通の家庭の話です。後半は一転して不気味な桜の村でのミステリ。
今回は、魔女の動機。村で起きた過去の事件。そして......
人形は笑わない―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
今回は呪われた人形塔の謎を解く。
それと平行して
亜衣の所属する文芸部がその人形塔で映画を撮る、というお話。
レーチこと麗一が今作では大活躍、といいたいところだが、
今回に限っては
レーチの行動が......
亡霊(ゴースト)は夜歩く (講談社青い鳥文庫―名探偵夢水清志郎事件ノート)
はやみねかおるさんが、小学校の先生を経験する中で、校則で縛り付ける教育現場の矛盾を感じていたことがわかります。みんな黙って従ってしまう規則が、どうして必要なのかと、問い続けること。規則を変えようと話......
バイバイ スクール―学校の七不思議事件 (講談社青い鳥文庫)
とっても変で、やさしい先生たち。
毎日遊んでいる子供たちを、大切にしてくれる大人たち。
遊びの中で、大切なことを学んでゆく子供たち。
どんなお話か書いてしまうと、ネタばらしになるので、すこしだけ。......
ギヤマン壺の謎―名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 (講談社 青い鳥文庫)
今回は何故か江戸時代に舞台を移し、
夢水の名探偵振りが描かれています。
作者本人が言うように
時代考証なんて無視しまくっているような気もしますが、
エンターテイメント作品だし、まぁいいか。
江戸時......
消える総生島―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
楽しく読めます。キーになる謎解きが、簡単すぎるのが、ちょっと不満です。でも、ほわっとできる良い本です。子供向けミステリ……のはずが、本格ミステリの要素もふまえている。
だから、大人にも人気なんでしょ......
機巧館のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社 青い鳥文庫)
原点は、悪霊ですね。。
虹北恭助の冒険で、出てきます。
でも。。。
ミーハーですね^^ミステリーが現実世界とどう関係しているのか、がテーマです。ミステリーはあまり知らないので、原典が誰の何なのかよく......
踊る夜光怪人―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
面白いです
わくわくドキドキ
でも、絶対大丈夫の保証付き
恐くないのが見えてるのが、つまらない人もいるかも知れません
でも、楽しいですよ
テーマは少年探偵団。比較的まっすぐなプロットで、読んでいてあ......
そして五人がいなくなる―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社 青い鳥文庫)
はやみねかおるは、事件の解決がみんなを幸せにするような、推理小説が理想だと書いています。小学生向けの、楽しい推理小説を探していて、自分で書いてしまったそうです。プロットが子供の目線の世界で、伏線がず......
いつも心に好奇心(ミステリー)!―名探偵夢水清志郎VS.パソコン通信探偵団 (青い鳥文庫)
どうして一冊にしたのでしょうか?
枚数が足りなかった?
それぞれのファンを取り込みたかった?
でも、二人の文章は,全く違うし,ストーリーも関係ない。結局、一人分だけ読んで、本棚に行きました。半分にし......
猛禽の宴―続・Cの福音
知人に薦められて読んだ「Cの福音」。悪くはないけどもうひとつ、よいう感じだったけど、これは良いです。
「C」で誕生した悪のヒーロー(古い形容?)朝倉恭介の父親代わりでもあるビジネスパートナー、N......
無限連鎖
まずいね、引き写しっていうんじゃない?類似とかのレベルではないと思う。あなたの作品好きだったのに、ガカーリ。ffサイドは知らないのかな。 ポスト9.11テロ小説。小説中ではイラク戦争開戦前で、現実に......
マリア・プロジェクト (文芸シリーズ)
著者の作品はこれが始めてでしたが、一気に引き込まれて2日間ほどで読了しました。かつての恋人との「結晶」を取り戻すためだけに命を賭して戦うモチベーションが沸くのか?という点はちょっと疑問符ですが、著者......
ターゲット
悪のヒーロー朝倉恭介が珍しく人のために働く・・・いや、働かされる話。朝倉恭介シリーズ話はどれも主人公のかっこよさとアクションに重点をあてているが、その中でもこれが一番かっこいいと思う。この段階で朝倉......
猛禽の宴―続・Cの福音 (宝島社文庫)
知人に薦められ読んだ「Cの福音」。悪くはないけどもうひとつ、よいう感じだったけど、これは良いです。
「C」で誕生した悪のヒーロー(古い形容?)朝倉恭介の父親代わりでもあるビジネスパートナー、NY......
ターゲット (宝島社文庫)
悪のヒーロー朝倉恭介が珍しく人のために働く・・・いや、働かされる話。朝倉恭介シリーズ話はどれも主人公のかっこよさとアクションに重点をあてているが、その中でもこれが一番かっこいいと思う。この段階で朝倉......
青狼記
前半で丁寧に作り上げた主人公の青年像が魅力的。ただ、後半その魅力が生きる場面がほとんどないのが非常に残念。シリーズにして何巻も話が続くような絶妙なバランスで築き上げてあるのに、最後、無理やりまとめて......
Cの福音 (宝島社文庫)
何これ?
主人公の造形は、伊達邦彦(野獣死すべし/大藪春彦)の劣化コピーじゃん。
この作者、恥ずかしくないの?
一匹狼をきどっていても、実態はマフィアの麻薬売買組織に組み込ま
れた、ピラミットの中......
Cの福
何これ?
主人公の造形は、伊達邦彦(野獣死すべし/大藪春彦)の劣化コピーじゃん。
この作者、恥ずかしくないの?
一匹狼をきどっていても、実態はマフィアの麻薬売買組織に組み込ま
れた、ピラミットの中......
クーデター
初めて買った楡さんの本。これで一気にファンになった。
高校生自分の私には重たくて難しくて読みづらいことこの上なかったが、1度読み始めると不思議と引き込まれ、読後は見事にハマっていた。
当時の日本は......
目撃
夏美の事件と曽我の事件、まったく接点がないように思われるが、目撃という共通点によって大きな展開を見せるところがおもしろかった。曽我の事件は40年も前に発生したにも関わらず、曽我が目撃した殺人シーンが......
ダンチェンコの罠
どの登場人物にも感情移入できないからさらっと軽く読める。
もちろんそういう登場人物に仕上げているのは作者の意図だと思うが。...
タイム
とにかく、うんざりするくらい長い作品。もちろん中身があって長いのならよいのだが、ダラダラと長い印象。この程度の内容なら、1/3のページ数で十分だと思う。「謎解き」を強調するのか、「登場人物達の心情・......
ソドムの門―ある殺人者の肖像
著者は近年、各社のノベルズとして発表する「トラベルミステリー」と交互に、現代の社会が抱える重要な問題を問いかける重厚な作品を著述している。
本書も後者の系譜に連なる作品で、薬害問題をテーマにした、......
おおすめサイト
葬式
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乳癌
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薄毛
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風船
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複合機
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